世界で一番ちっぽけな僕
誰も見つけられない
だってそうでしょ
僕が僕の居場所
見失って見つけられない
賑やかな町 楽しそうな声が 耳に障る
すれ違う人の笑顔さえ目障りなんだ
消えてくれ
「僕がいなくなったところで
人々は日常に戻って
何事もなかったかのように…」
誰か見つけにきて
僕なしで回るこの世界で
僕はここにいるよ
見つけて 見つけて
百人いたってどうせ同じ
誰にも気づかれないのでしょう
いつからか本音を言えなくなったのだろう
それは傷つけないためじゃなく
自分が傷つきたくないだけ
「信じてきた数だけ 裏切り
ならば何も信じちゃいけない
これが僕のルールなんだ」
誰か教えてくれ
僕なしで回るこの世界で行く宛なんて
どこにもない どこにもない
貴方を変えることさえも
僕にはできないのでしょう
「あの日乗り捨てていった自転車
部屋の肥やしになったお人形
あの子の魂はどこへいったなんて
今更思い返して幼いながらに感じていた
理想と現実の大きな差
未だにこの手の震えがほら止まらないまま」
誰か 見つけて
僕なしで回るこの世界で
想いはこんなにも
届かない 届かない
百人いたってどうせ同じ
そう思ってた
だけど君という人に出会って
少しだけど自分のこと (好きになれたよ)
もし少しでも 僕が必要なら
君の為に 生きてみたいよ
2016.7.19 . Lig . 世界で一番ちっぽけな僕。